ボーダーコリーは体高よりも体長の方が少し大きく、
骨格のしっかりとした体型をしています。
並外れたスタミナの持ち主で、長時間羊を追い回しても全く疲れた様子を見せません。
持久力がある上に走行中でも瞬時に方向転換が出来るような俊敏さも兼ね備えており、
走る姿はとても優雅にも見えます。
長時間の作業後でも俊敏な動きが出来ることが牧羊犬として非常に優れた点であり、
ボーダーコリーの魅力の一つにもなっています。
ボーダーコリーの牧羊犬としての能力は並外れていて、
頭を低く下げた独特のポーズで羊の群れに近づき羊の目を睨みつけて静止させ、
群れを維持させることが出来ると言われています。
知性があり、見た目にもとても聡明なので
それに見合った飼育環境を整えてやる必要があります。
牧羊犬として素晴らしい能力を発揮するので
あまり家庭犬としては向いていない面もあるのですが、
それは長きに渡って家庭犬として飼われたことがないということが理由にあります。
運動能力が非常に高いので、それを維持させるためにも
しっかりと毎日運動をさせる必要があります。
またフライディングディスクやアジリティなどの競技に参加させることで
更に能力を高めていくことが出来るでしょう。
⇒ ボーダーコリー ブリーダーの子犬販売はこちら
キャバリア
ボストンテリア
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ボーダーコリーの特徴とも言うべき性格に非常にエネルギッシュでスタミナ抜群なために
そのスタイルで仕事をしたいと非常に強く思っているという点があります。
ボーダーコリーは羊の番人なので少しでも群れから離れようとする羊が居れば
本能的に追いかけていって群れに返そうと働くのです。
この犬は働いている時は一番輝いており、
それがストレスを溜めない唯一の方法でもあります。
ですので家庭犬として飼うのであればその性格を理解して、
運動量に注意し決してストレスを溜めさせないようにしなければなりません。
従順で非常に頭が良いためにしつけはやりやすいと言えます。
信頼関係を築くためにもボーダーコリーの知的好奇心を育てるような
遊びを取り入れると良いでしょう。
適度な警戒心を持っているので
知らない人には自分から近づいていこうとはしないのですが、
知的好奇心は持っているので興味を持ったものに対しては
どこまでも追いかけて行こうとします。
他の犬や動物、虫などあらゆるものに反応するので
しっかりとしつけておかなければなりません。
仮にボーダーコリーがリードを離して逃げていってしまったら
人間では追いつくことが出来ないと思います。
それほどすばしっこく足の速い犬なので
しっかりとこの辺りはしつけをしておきましょう。
聡明なためにアジリティやフライディングディスクをすれば
非常に高い能力を発揮してくれると思います。
ストレス発散にもなるので子犬期からやらせてみると良いかも知れませんね。
パピヨン
柴犬
マルチーズ
シーズー
パグ
ボーダーコリーは昔から人間とともに生きてきた犬で、
その歴史は1世紀以上にも遡ります。
その間は作業能力のみを重要視して繁殖が続けられ、
現在では最も優れた牧羊犬だと言われています。
19世紀のイギリスでは牧羊や牧畜のやり方が個々の家によって異なっていたために
実に様々な犬種が牧羊犬として活躍していました。
しかし中には騒々しい犬種もいたために
どの犬種が一番牧羊犬として相応しいのか競い合いが始まるようになったのです。
そこで1873年に世界で初めて牧羊犬競技会が開かれました。
この競技会において素晴らしい成績を収めた「ヘンプ」という名の犬が
ボーダーコリーの祖先であったと言われています。
後にはボーダーコリーの父とも呼ばれるのです。
1906年にはボーダーコリーの基準が出来、
1915年には単に牧羊犬として呼ばれていたこの犬が
初めて正式名称で呼ばれるようになりました。
由来はスコットランドとイギリスの境界付近に生息していたことから来ています。
その後アメリカに持ち込まれて更なる人気犬種となった訳ですが、
アメリカではもっぱら愛玩犬として可愛がられていたようです。
そういった理由もあって1995年にようやくケンネルクラブに認定され、
ショードッグとしても活躍するようになりました。
フレンチブルドッグ
コーギー
ビーグル
ジャックラッセルテリア
ポメラニアン
ボーダーコリーは100年以上も昔からイギリスにおいて牧羊犬として活躍していましたが
日本での歴史はまだまだ浅いものがあります。
ボーダーコリーをいち早く輸入したのは
やはり牧羊が盛んであったニュージーランドでした。
人間よりも羊の数が多いというこの国において牧羊犬は欠かせない存在であり、
その能力を最大限に発揮してくれるボーダーコリーはとても必要な逸材だったのです。
イギリスにおいては長きに渡ってその能力のみが重視されたのですが、
ニュージーランドにおいては1927年にはスタンダードが確立されています。
その後オーストラリアにも輸出されましたが、
この国では最初からショードッグとしてボーダーコリーを見ていたために
同じく1927年にスタンダードが確立されています。
日本へは戦前に緬羊とともに輸入されました。
日本の牧場自体は小規模のためにアメリカ系の大型のボーダーコリーよりは
小柄なボーダーコリーの方が人気が高かったようです。
牧羊犬に必要な資質の全てがボーダーコリーには備わっているために
とても重宝されたのですが、現代の日本においては牧羊犬というよりは
愛玩犬として飼っている方の方が多いと思います。
日本において改良が重ねられることはなかったのですが、
日本の環境にもよく馴染んでその能力を遺憾なく発揮していると思います。
ヨークシャーテリア
ミニチュアシュナウザー
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー